2022年 浅草岳(あさくさだけ) 1585m

ヒメサユリで有名な山、昨年は会津朝日岳で少し見られただけ
だったので少し力が入って出発。

初日は移動日の予定だったけど、天気が良かったので急遽登ることに。
これが命取りになったかも、、、。

ヒメサユリも咲き始めて、あちこちで見られた。
当日は4日間で172kmのトレラン大会と一緒になった。
(この大会は翌日の守門岳でも一緒だった)

結局、暑さと毒虫と背中の痛さで大変な目にあった。


小出ICで関越道を降りて、ネズモチ平駐車場へ
途中の国民宿舎前でトレラン大会の女性陣に大会の事を聞く

大きな駐車場(少し沢を下った所に昔の駐車場があるらしい)

8:47 林道入口のゲート

遠くに尾根筋が見える

真中の奥が山頂付近か?

トレラン大会(4日間)
山だけでなく麓も走っていた。

8:56 程なくして登山口

9:11 渡渉点

9:50 第一ヒメサユリ発見
この先に次々現れてくる

しんどい急登が続く

目の前に守門岳らしき山が

上を見上げると残雪が見えてくる

イワカガミもたくさん

右の尾根を登り、左の前岳へ向かう


10:57 前岳分岐

次は、あの浅草岳山頂を目指して登る

シラネアオイも発見!

ポチポチ咲いていた

大きな雪田を横切る
滑ったら止まりそうもないので注意して縁を登る

登り切った所で小休止

暑さでまいっている(笑)
でも雪上は涼しい

まだワタスゲもきれいな状態

ウラジロヨウラクと言うらしい

遠くに田子倉湖

11:35 浅草岳山頂

この時、奥で休憩していた人が後に熱中症になり
下山路で倒れていた。
確かにこの時見た顔も真っ赤になっていた。



田子倉只見沢登山口付近
奥只見シルバーラインの六十里越しトンネル出口
道路が崩れていて、これより新潟側は不通だった。

この登山口から登ってきた人は見かけず、すべて新潟側の
ネズモチ平の人達ばかり
新潟側から攻めたのは正解だったらしい。


田子倉湖全景

只見市街の方向

左に見えるのが翌日登った守門岳

翌日に難儀した守門岳の袴岳(右側)は左側(大岳)からの
登り返しがとてもきつい!

お花畑は大岳から下りの斜面に多いので、袴岳には行かず
大岳の山頂から空荷でお花を見に行く人も多かった


登りに小休止した雪田

左は越後三山、真ん中が荒沢岳方向

下山開始
往路を戻り山頂を振り向く

ヒメサユリのつぼみ

咲く直前

ショウジョウバカマ


帰りもヒメサユリがお迎え

あっちもこっちも


崖っぷちは危ない


嘉平与ボッチ
このすぐ下で熱中症の人が倒れていた

タニウツギかな

前岳を見上げる

6月なのにとにかく暑い日で、魚沼近辺では観測史上最高
の暑さになり、目の前で熱中症により意識を失い
救急ヘリを呼ぶ人が現れた。

それからは救急ヘリと救急車が山奥にやってきて、
消防署の救急部隊も多数登ってきた。






背中の激痛に耐えながら何とか林道まで下山
駐車場まではあと1時間

次々登ってくる消防隊員
彼らに倒れた人の状況を説明した

救助ヘリが山頂付近でホバリングしているが、
中々釣りあげられない様でその間にも、平行して
救急車や隊員たちが到着していた


そんな状況では、こっちも暑さで倒れるわけにもいかず、
背中の調子が悪かったけど踏ん張って下山した。





滝が現れる


こっちの消防団員は大きな担架を背負っていた

11日前の6月13日に、4名の消防署員が亡くなった
雪崩遭難から22年経過ということで慰霊祭が行われたとのこと

この時期に大規模なブロック雪崩とは想像がつかない

魚沼消防本部

15:04 何とか下山
背中痛かった〜

登山者少なし

この日の宿は越後須原の民泊ホテル「ドリーム」
疲れたのでコンビニで買ってきたもので夕食

長い一日だった