2022年 旭岳(あさひだけ 1,835m)

裏那須のマッターホルンと呼ぶ人もいるが、私はその姿は
北アの剣岳に似ていると思っている。

先日、近くの大峠や二岐山から見た姿に見とれ
雪が降る前に登ってみたいと思い出かけた。

でも、この山の登山道は廃道になっているらしい
別名「赤崩れ山」と言う位に、崖が崩れている
箇所が何カ所かあって少し危ないかも

という口コミがあったけど、そんなことは無い


2022.11.25
午前4時に自宅を出て東北道・白河ICを降り
8時頃に甲子温泉・大黒屋の脇の公営駐車場に着く
気温2℃ とても寒くて風も強い


登山の身支度をしようにも、とても寒く冬の装備にする

8:16 登り始める
この場所は日陰で風の通り道らしく凍える

あれが甲子山かな?

登山ポストの前を歩いていると、大黒屋の人(主人?)
と出会い山の冬景色について話を少しする

昨日のの大黒屋のお客さんは、ほとんどいないみたい

良い天気
この急斜面のつづら折れの道を、ひたすら登るはず

甲子山大黒天

源泉らしい、湯気が出ていた

この脇を登る

赤いパイプは飲料水か

急な山道

9:49 歩き始めて1時間半
急坂を上り切り、猿ヶ鼻に
遠くに三本槍へ向かう尾根が見えてくる

木の間から旭岳らしき山が見える

赤面山方面

風情のある尾根道をゆっくり登る

甲子山の山頂方向
真っすぐ上る尾根道

10:26 
甲子峠(右)へ向かう道の分岐

大白森山もそのうちに登ろう

旭岳もはっきり見えてきた

10:47 登り始めて2時間半、やっと甲子山山頂に着く
目の前に雄大な旭岳が見える

蒼い空

この前登った二岐山、その左奥が小野岳か

旭岳の北斜面は樹氷らしい


登るはずの左側の尾根道も真っ白
結構な急登みたいだ


赤面山方面

旭岳の右肩の山は観音山らしい

旭岳へ向かう途中で振り返った甲子山の山頂

三本槍ヶ岳へ向かうには、この先の分岐を左に
少し下りながら旭岳を巻いていく

その分岐点

旭岳への道は旧道で廃止らしい
甲子旭岳、赤崩山 とも言うらしい

少し向かうと水場があった
下草刈りがしてあったのはここまで

崩れた道
でも古いロープもあるし、それ程危険な箇所では無い

更に上ると真っ白になっていく

笹も深くなり道は凍っている(積雪はまだ)

高度を増していく
甲子山、大白森山方面

樹氷

海老の尻尾もバンバン

三本槍ヶ岳へ向かう登山道

坊主沼避難小屋

坊主沼も見える

最後の登り

12:39 登り始めて4時間半 旭岳の山頂着
日当たりが良いので雪は無い

ここでお昼にする

小野岳(左奥)
と二岐山

二岐山(左は女岳、右は男岳)

左が赤面山、真ん中奥が三本槍、右側が須立山か

13:11 下山開始

凍った雪が危ないので、チェーンアイゼンを着けて降りる

降りてきた道

凍った急坂は、とても滑りやすい

手前の尾根を降りる
その向こうに大白森から続く長〜い尾根

崩壊地点

14:20 分岐点

14:36 甲子山の山頂

甲子温泉への分岐点が見えた

大黒屋

源泉小屋

清水平→三本槍−朝日岳間の湿原
白河高原スキー場は(旧)赤面山スキー場の事
1990年以降の名称で書かれている

珍しく県境を越えて案内している

当時から旭岳ルートの時間は記載が無い

大黒屋の温泉棟

16:11 登り始めて8時間 やっと駐車場に戻る

今日の甲子山やその先の登山者は、誰もいなかった

夕食はいつもの宿、白河高原カントリークラブの
いつもの生姜焼き定食と芋焼酎